こぐまのて

好きな曲をピアノで弾きつつ、それに関係あることもないことも気ままに綴るブログです。

平成狸合戦ぽんぽこ「いつでも誰かが」を弾いてみた

こんにちは。はじめまして。

こぐまと申します。

 

この春、ブログを始めました。

 

こちらでは、好きな曲をピアノで弾きつつ、それに関係あることもないことも、気ままに綴っていこうと思っております。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

それでは、記念すべき最初のピアノ動画はこちらです。

 

 

 

明日、平成31年4月5日(金)よる9時から、「平成狸合戦ぽんぽこ」が金曜ロードショーで放送されるようですね。なんでも、さよなら平成、と題して来週放送の「風立ちぬ」と2週連続でジブリが放送されるみたいです。

 

(※以下ネタバレ含む)

こちらの「平成狸合戦ぽんぽこ」、自然破壊を進める人間に対して狸が化学(ばけがく)を駆使して抵抗を試みる様子を描いた作品です。

 

メッセージ性が強く重いテーマの映画であるのは間違いないのですが、主役の狸たちがところどころで愛らしいんですよね。

 

特に私が好きなのが、映画のかなり前半で狸たちが見せる「狸寝入り」です。

 

「狸寝入り」とは、「眠っているように見せかけること」を言いますよね。狸たちが会議を開き、化学の先進地から有名な長老狸を招集するため使者の選出に入るシーンがあるのですが、長距離で危険な旅への志願者はおらず、全員「狸寝入り」を決め込むわけです。

 

その姿が本当に滑稽でチャーミングなんですよね。

 

そんなくすっと笑えるシーンも後半になるにつれてどんどん減っていき、最終的には狸たちは人間に棲み処を奪われ、化けられない狸は近くの山に引越しし、化けられる狸は人間の姿で社会で生きていくことになります。

 

どちらにしても厳しい生活を強いられた狸たちですが、山では今日も密かに宴会を開いており…

 

というシーンで、エンディングを迎え、今回弾いてみた「いつでも誰かが」が流れるわけです。

 

狸たちが敗れていく様子はとても悲しくて、それを見ている私自身が自然を奪っている人間だという事実も悲しくて、それでも逆境の中で宴会を開き続ける狸たちはやっぱり愛らしくてたくましい。

 

そんな複雑な思いも込めて、「いつでも誰かが」を弾いてみましたので、動画を視聴いただけると嬉しいです。